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牡蠣のアヒージョの作り方とコルネーリス・デ・ヘームの朝食図

牡蠣のアヒージョ
 すぐに出来て美味しい。
 ワインにあう。
 バゲットにもあう。

スペイン料理で有名なアヒージョですけど、簡単で美味しいのでお好きな方も多いのではないでしょうか。

アヒージョは本来はカスエラという鍋で作りますが、今回はスキレットを使って作ります。

作り方は超簡単!

料理が苦手という人でも失敗せずに美味しく作れるので、ぜひ挑戦してほしい一品です。

✅ 絵画コーナーはコルネーリス・デ・ヘームの「朝食図」を取り上げます。

ぜひ、最後まで読んでくださいね。

コルネーリス・デ・ヘーム「朝食図」
「コルネーリス・デ・ヘーム:朝食図」

牡蠣のアヒージョ‥材料

■ 牡蠣(今回は加熱用を使用) 150g
■ ニンニク 2片
■ 鷹の爪 1本
■ イタリアンパセリ 適量
■ オリーブオイル 適量
■ 日本酒 大さじ2杯程度
■ 塩 少々
■ 黒コショウ 少々

~牡蠣の下処理用~
■ 片栗粉

牡蠣の下処理

牡蠣の下処理

牡蠣をボールに入れ、片栗粉を大さじ1杯程度入れてやさしくかき混ぜます。
写真のように汚れが出るので水で洗い流します。

面倒な時は水洗いだけ💦

牡蠣の下処理

キッチンペーパーで水気を取ります。

水気が取れたら、バットに移して塩少々(3つまみくらい)、黒コショウ、日本酒大さじ2杯程度加えます。

スキレットで作る牡蠣のアヒージョ

ニンニクと鷹の爪

ニンニクはつぶしてから適当なサイズに切り、鷹の爪は半分に切って種を出します。

スキレットにこれらを入れ、塩一つまみとニンニクが浸る程度にオリーブオイルを入れ、弱火にかけます。

※ ニンニクは焦がさないように。
苦味が出ます。

牡蠣のアヒージョ

ニンニクのまわりに小さな泡が立ち始めたら軽くかき混ぜて…

※ 辛いのが苦手な人はこの段階で鷹の爪は取り除きます。
取っておいて最後に飾りに使います。

牡蠣のアヒージョ

下処理をしておいた牡蠣を入れます。

牡蠣のアヒージョ

すぐにフタをします。
フタをしないと、油が飛び散ってコンロが悲惨なことになります。

あか~ん!めっちゃいい匂い‼
この匂いだけでワインが飲める。

このまま2分程度待ちます。
今回は加熱用の牡蠣を使ったので気持ち長め。

牡蠣のアヒージョ

最後に刻んだイタリアンパセリを入れたら出来上がりです。

ぷりぷりの牡蠣と絶妙な塩加減が、これまたワインを誘惑するのだ。

このオイルは、ぜひバゲットといっしょに。

コルネーリス・デ・ヘームの「朝食図」

コルネーリス・デ・ヘーム「朝食図」

17世紀のオランダでは、日中の任意の時間に摂る軽い食事の描写を、朝食の静物画と呼びます。

レモン、牡蠣、胡椒などのモチーフは、当時のオランダ絵画に頻出しますが、これらの組み合わせは、当時よく知られた大衆医学「体液医学」に基づいているからです。

「体液医学」では、血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の四種類の体液を調整するために、さまざまな性質を持つ食材を特別に食べ合わせることを推奨していました。

この教えは料理の世界にも広まり、特にレモン、牡蠣、胡椒の組み合わせは良いとされていました。

最後に

スキレットのシーズニングについて

買ってきたスキレットはそのままでは使えません。
ちなみに、今回使っているスキレットはダイソーで購入しました。
価格は300円です。

~シーズニングのやり方~
① まず、洗剤で水洗いをして、水気をとります。
➁ 火にかけてスキレット全体(裏面も)に油を塗り広げます。
➂ これを3~4回繰り返せばシーズニングは完了です。

油には乾性油を使います。
乾性油とは固まる性質の油ということです。

乾性油の代表選手は亜麻仁油、エゴマ油、紅花油などです。

👉 オリーブオイルを使うシーズニングが紹介されたものがありますが、あれはウソです。


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