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鶏レバーペーストの作り方とドンデクーテルの「羽を休める雌鶏」

レバーペースト

赤ワインにぴったりの鶏レバーペーストを作ってみませんか?

ハーブ、白ワイン、生クリームを使って、とっても風味豊かでクリーミーに仕上げました。

バケットを添えてお召し上がりください。

✅ 絵画紹介のコーナーはメルヒオール・ドンデクーテルの《羽を休める雌鶏》を紹介します。

ドンデクーテル「羽を休める雌鶏」
「ドンデクーテル:羽を休める雌鶏 / 引用:Sankei EVENT Info」

レバーペストの材料

■ 鶏レバー 300g
■ 白ワイン 50cc
■ 生クリーム 70cc
■ ニンニク 1片
■ ローリエ 1枚
■ ローズマリー 1本
■ バター 50g
■ オリーブオイル 適量
■ 塩 少々
■ コショウ 少々
■ バゲットなど

鶏レバーの下処理用
■牛乳 適量

鶏レバーの下処理

鶏肝の筋取り

鶏レバーは丁寧に筋を取ればいいかもしれませんが…

最後にミキサー(またはフードプロセッサー)にかけるので、この手間は省いても問題ありません。
面倒ですしね💦

鶏肝スライス

…半分にスライスします。

鶏肝を牛乳に浸す

臭みを取るために、30分程度牛乳に浸けておきます。

レバーペーストの作り方

ニンニクを炒める

フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ火をつけます。
ニンニクは焦がさないように弱火で。

鶏肝を焼く

ニンニクの香りが出てきたら、鶏レバーを入れ弱火のまま焼いていきます。
(鶏レバーは牛乳を拭き取らず、そのままフライパンに入れます)

鶏肝を白ワインで煮込む

鶏レバーに火が通ったら、白ワインとハーブ(ローリエ・ローズマリー)を加えしばらく煮込みます。

鶏肝を白ワインで煮込む

10分弱煮込んだら…

鶏肝の煮込みに生クリームを入れる

生クリームと塩を加えて煮詰めていきます。

塩の量

塩は1つまみこのくらいの量で1つまみ半。

鶏肝の煮込み

この程度まで煮込んだら火をとめます。

レバーペースト

あら熱をとってからミキサー(またはフードプロセッサー)にかけます。
このとき、ローズマリーの葉のみをちぎって入れ、ローリエは入れません。

ある程度ペースト状になったら、バターを加えてさらにミキサーにかけます。

レバーペースト

ボウルに移す必要はありません。
ペーストの状態をみてもらうためだけに移しています。

ここで最後に味の確認をしてココットに入れます。
出来たてを食べても美味しいですけど、冷蔵庫で寝かせた方が味が馴染んでもっと美味しくなります。

レバーペースト

今回はレーズン入りのカンパーニュをカリっと焼いて添えました。

赤ワインとともにお楽しみください!

では、絵画紹介のコーナーにいってみましょう。

メルヒオール・ドンデクーテル「羽を休める雌鶏」

ドンデクーテル「羽を休める雌鶏」

メルヒオール・ドンデクーテルは17世紀のオランダの画家です。
「鳥のラファエロ」との異名がありました。

この作品にはひよこに囲まれた真っ白なスルタン種の雌鶏を主役に、その右隣りに同種の雄鶏、奥に七面鳥や孔雀が描かれています。

ふわふわした羽の質感や光をうけて輝く雄鶏の姿から、容易に画家の力量をうかがい知ることができるでしょう。
宮殿の壁画装飾も請け負っていたというドンデクーテルのうまさは折り紙付きなんです。

この時代《鳥の絵画》と言う市場があり、生きた鳥の絵は17世紀のオランダで高い人気がありました。
もっぱら鳥を専門に描いたドンデクーテルにとって、うってつけの時代だったと言えますね。

最後に

レバーペーストは甘みが加わるとより美味しくなるので、今回はバゲットではなくレーズン入りのカンパーニュをチョイスしました。

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