
タコとぶどう(デラウェア)の意外な組み合わせ。
でも、これがめちゃくちゃ美味しいのです。
甘酸っぱいぶどうがタコの旨味を引き立てて、新たなハーモニーを生み出します。
簡単に作れるので、ぜひお試しください。
✅ 絵画紹介のコーナーはアルチンボルドの秋です。

タコとぶどうのゼリー寄せの材料
■ ゆでダコ 70g
■ ぶどう(デラウェア) 70g
■ 白ワイン 100cc
■ 砂糖 小さじ1
■ 昆布茶 小さじ1/2
■ レモン汁 少々
■ 粉ゼラチン 5g
プリン型で2個分程度できます。
タコとぶどうのゼリー寄せの作り方

タコは角切りにします。

白ワインに砂糖と昆布茶を入れて溶かし…

角切りにしたタコをつけて、1時間ほど冷蔵庫で冷やします。

デラウェアは皮から実を取り出しておきます。

タコをつけたスープ、デラウェアの実をとり出した時に出た果汁、レモン汁を合わせ軽く煮たたせます。
あら熱をとった後、粉ゼラチンを加えます。

アルミの型にサランラップを敷きます。

タコ、ぶどう、ゼラチンをとかしたスープを型に入れて冷蔵庫で冷やし固めます。

ゼラチンが固まったら型から取り出します。

ラップを外して適当な大きさに切り、バジルを添えればでき上がりです。
ちなみに、バジルは自家栽培しています。
よく冷えたスパークリングワインとともにお楽しみください。
✅ では、絵画紹介のコーナーにいってみましょう。
アルチンボルドの「秋」

「秋」は連作「四季」の中の一作。
アルチンボルドがフェルディナンド1世に仕えていた時期、宮廷一家の肖像画を描きながら、初の連作「四季」を制作します。
このうち「夏」と「冬」はウィーン美術史美術館、「春」はサン・フェルナンド美術アカデミーにて確認できますが、残念ながら当初描かれた「秋」は失われてしまいました。
現存する「秋」は1573年に改めて制作された作品です。
最後に
レオナルド・ダ・ヴィンチ同様、アルチンボルドもまた芸術面、科学面において高く評価されていたのです。
画家、美術品鑑定家、騎馬試合の主催者として評価されただけでなく、科学者、技師としても認められていました。
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