冬の定番といえば干し柿です。
今回は、干し柿を使った、白ワインやスパークリングワインにぴったりの一品を紹介します。
もともと、柿自体あまり好きではなかったんですけど、友人に勧められて試した柿生ハムがあまりにも美味しかった!
それで、もしかしたらと思って、今回の一品を作ってみました。
✅ このブログの後半では、丸木スマの「柿もぎ」を紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
干し柿とクリームチーズの生ハムロールの材料
■ 干し柿 50g
■ 生ハム 30g
■ クリームチーズ 30g
■ ラム酒 小さじ1/2~1 (お好みで適量)
干し柿はドライフルーツタイプのものを使いました。
このタイプの方が、干し柿特有のクセがなく、甘みが感じられるからです。
というより、単に干し柿が苦手ということでもありますが…💦
生ハムは何でもいいと思いますけど、薄い生ハムは避けた方がいいでしょう。
肉の旨味がしっかりした生ハムがお勧めです。
干し柿とクリームチーズの生ハムロールの作り方
干し柿は、さいの目に切ります。
クリームチーズ30gをボウルに入れ…
さいの目にカットした干し柿を入れてよく混ぜ合わせます。
お好みでラム酒小さじ1/2~1を入れ、さらに混ぜ合わせます。
ほんのすこし入れると大人の味に。
ラップを敷いた上に生ハムを敷き、その上に混ぜ合わせたクリームチーズと干し柿をのせます。
クルクルっと巻いたら形を整えます。
切りやすくするために、このまま冷凍庫で約2時間程度冷やし固めます。
カットした生ハムロールに、細切りの柚子皮をのせます。
ミントを添えれば出来上がりです。
👉👉👉 2時間でもまだ少し切りにくいので、もう少し冷凍庫に入れておく方が良いかもしれません。
丸木スマ「柿もぎ」
画面いっぱいに広がる柿の木。
その木によじ登って柿の実を取ろうとしている人たち。
しかし、これらの人の小さいこと小さいこと。
柿の実やカラスと比べると、枝にへばりついた人間はかなり小さく描かれています。
「どうして、柿の実より人間の顔の方が小さいのですか」と聞かれたときのこと、スマは次のように答えています。
「柿を描きよりましたら、人を描く場所がのうなりましての、それで小さく描きました」とのこと。
言い換えると、それは計画的に描き進めたということではなく、「自分がこのように描きたい」という気持ちに忠実に描かれたということになります。
また、スマはこんなことも言っている。
「わしも、あんたたち(子息の丸木位里とその妻の俊のこと)のように、向こうとそっくりにやってみようと思うが、うまいぐわいにはいかんのう、わしはわし流にやるしかない」。
まさにそうだよなぁ…。
丸木スマ
原爆の図で知られる丸木位里の母。
74才のころ、位里夫妻の勧めで絵を始めました。
以来、81才で亡くなるまでに、700点を超える作品を残しています。
1950年には女流展に入選。
その翌年から3年連続で院展に入選し、1953年には院友に推挙されています。
最後に
生ハムロールは、前菜には最高の一品だと思います。
ぜひ、お試しください!
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