3種類の春野菜、新玉ねぎ、きぬさや、レモンバームとエビのサラダです。
エビの代わりに生ハムを合わせても美味しい!
よく冷えたスパークリングワインと合わせれば、レモンバームの香りが絶妙なコンビネーションを生み出してくれます!
きぬさやのシャキシャキとした食感も楽しい。
簡単に作れるだけでなく、料理が苦手という方でも絶対に失敗しないので、ぜひお試しください。
✅ 今回の絵画紹介は「春」にちなんでボッティチェリのプリマヴェーラを取り上げてみました。
ぜひ、最後まで読んでください。
春野菜とエビのサラダの作り方
春野菜とエビのサラダの材料
新玉ねぎ 1/4個
きぬさや 70g
レモンバーム 適量
エビ 4~5尾
オリーブオイル 大さじ1.5
塩 少々
コショウ 少々
ちなみに、レモンバームは今回これくらい使いました。
材料の下準備
玉ねぎはスライスして…。
水にさらしておきます。
きぬさやはスジをとり…
軽く塩茹でします。
茹ですぎ注意です。
👉 シャキシャキ感は残しましょう!
色が変わったらすぐに冷水にとり…
半分にカットします。
エビは殻をむいて塩茹でします。
茹で上がったら半分にスライスします。
この時、背ワタもとっておきましょう。
春野菜とエビのサラダを仕上げます
下準備した材料をボウルに合わせます。
レモンバームは指でちぎります。
✅ 玉ねぎはよくしぼって、水気を切ってから入れてください。
オリーブオイル大さじ1.5と塩、コショウ少々を加えて、よく混ぜ合わせます。
お皿に盛り付ければできあがりです。
エビの赤、きぬさやとレモンバームの緑が対照的で、見た目がきれいなので、ちょっとしたパーティにもピッタリですね。
では、名画紹介のコーナーへいってみましょう。
ボッティチェリのプリマヴェーラ
初期ルネサンスを代表する画家、サンドロ・ボッティチェリの「プリマヴェーラ(春)」は、別名「ヴィーナスの治国」とも呼ばれます。
この絵は15世紀のメディチ家の発注により制作されました。
構図に注目すると、画面左の三美神が、主役のヴィーナスより目立って見えませんか。
しかし、メディチ家ではヴィーナスは最高の美徳とされてたこともあり、主役はあくまでもヴィーナスなのです。
プリマヴェーラに登場する神々について
花が散りばめられ、オレンジが実る森には、春に関連する神々が登場しています。
中央にオレンジの布を纏ったヴィーナスが君臨し、その頭上には愛の神であり息子であるキューピッド。そのキューピッドの矢の先で優雅に三人の美女、三美神が踊っています。
画面の一番左端には神の使者ヘルメス。右端の青い肌の持ち主は西風の神ゼフュロスで、大地のニンフであるクロリスを抱き上げようとしています。クロリスが手をかけているのは花の女神フローラです。
三美神について
ヴィーナスは3つの属性を持っており、その1つずつを担うのが三美神です。
左の女神は「欲望」、中央の美女は「貞節」、右側で二人を取り持つ女神が「美」を表しています。
「欲望」と「貞節」の女神はいつも仲が悪く、それを「美」の女神が取りまとめているという、言わば弁証法的な図式になっています。
ちなみに、キューピッドが狙っているのは、控えめな「貞節」の女神です。
「貞節」の女神を愛に目覚めさせることで、三美神の力をより高めようとしているのです。
最後に
エビの代わりに生ハムを使っても美味しくできます。
生ハムは塩がきいているので塩加減は調整してくださいね。
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