鮮やかな黄色が目を引く、今が旬(6~8月)の花オクラです。
シャキシャキした食感に、オクラのようなねばりと野菜らしい甘みがあります。
今回はこれをサラダにします。
✅ 絵画紹介のコーナーは、ゴッホの黄色について書いています。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
花オクラのサラダの材料
■ 花オクラ 10個ほど
■ 花かつお 1パック (2g)
■ オリーブオイル 大さじ1
■ 塩 少々
花オクラのサラダの作り方
緑の部分はガクです。
ここは食べないので、切り落とします。
花びらを開くと雄しべがあるので、これも取り除きます。
虫がいることがあるので、ていねいに水洗いします。
よく水を切って細く切ります。
塩少々を加えます。
ほんの一つまみで十分です。
花かつおとオリーブオイルを加えて、まぜ合わせれば出来上がりです。
お皿に盛り付ければでき上りです。
さて…
黄色といえばゴッホの作品を連想します。
今回もいささか強引な展開ではありますが、ゴッホの黄色について書いてみたいと思います。
ゴッホの黄色
ゴッホの作品は黄色みを帯びて見えますが、それはいったい何故でしょうか。
諸説ありますが、その中の一つに視界が黄色みがかって見える「黄視症」ではなかったかという説があります。
これはゴッホがてんかんを罹患しており、その当時の治療薬としてジギタリスが処方されていたためではないかと主張する学者がいるからです。
「黄視症」はジギタリス中毒の教科書的な症状の一つだそうです。
しかし、弟「テオ」に宛てた手紙には「黄色が最も美しい」と書いているので、単に黄色が好きだっただけなのかもしれません。
最後に
花オクラとオクラはまったくの別物です。
オクラは実を食べますが、花オクラは花のみを食べ、実は食用には適していません。
1日花なのでスーパーなどで見かけることは稀ですが、道の駅などで手に入ります。
花オクラを見かけることがあれば是非お試しください。
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